Dream Come True
January 2nd 2026

先日の投稿の通り、アメリカのカリフォルニアにやってきました。忘れないうちちにその経緯や流れ、雑感などについて書き残しておこうと思います。
経緯
いつからか私はこういう夢を持つようになりました。
「シリコンバレーでソフトウェアエンジニアとして働く」、「海外で生活をする」、「今の会社の本社で働く」
3つ目の夢は比較的最近の夢(少なくとも2019年の入社以降)なのですが、あとの2つの夢はいつからそういう夢を持っていたかははっきりしないのですが、2010年に新卒でとある会社に入り、海外出張や海外のエンジニアと一緒に働いたり、プライベートな時間に海外旅行を繰り返す中で生まれた夢だと記憶しています。 新卒の会社やその次の会社では赴任のチャンスを狙ってみたりして、上記の夢の実現を試みたのですが、数ヶ月の長期滞在までは実現できても、あくまで滞在として、そこに根ざして生活するということは実現できませんでした。 2019年に3社目として現職の日本法人に就職するのですが、コロナウイルスの蔓延や、結婚・子供の誕生があったりで、これらの夢への活動はしばらく小休止せざるを得ない状況でした。
第二子が1歳の誕生日を迎え、なんとなく家庭内の生活が安定してきた頃に、当時の上司がリタイアすることがチーム内でシェアされました。当時、しばらくやっていたテスト自動化の業務になんとなく飽きを感じていて、何か新しいことができないかと考えていたこともあったのと、上司が辞めるなら当たり障りもないだろうと思い、ある日の1on1で、今の業務を辞めて何か違うことをやりたい。また、せっかくなので米国の本社で働いてみたい旨のことを伝えました。 上司は社内公募などを一緒に眺めてくれたりと、このチャレンジを親身に応援してくれました。「何かできることがあればいつでも言ってね」で、その日の1on1は終わったのですが、その私の希望を上司の上司にエスカレーションしてくれたようで、突然その上司の上司から1on1が設定され、改めての私の希望を聞いてくれる時間を設けてくれました。その上司の上司の1on1の中で、改めて私の希望を説明し、上司の上司からは組織や会社の採用状況や事情を説明してもらいました。その時は特に具体的な話はなく、運良く何かに繋がれば良いな、と思いながら、自分で社内公募の募集を眺めていたところ、改めてその上司の上司から1on1がスケジュールされ、何かと思いながら話を聞いてみると、「新しいプロジェクトがあり、それに向けてチームを作っている。おまえも参加してみないか?」という内容でした。もちろん米国本社への異動込みで。そんな話がいきなり舞い込んでくると思っていなかったので、本当に驚きました。おまけに面接などもなし。これが結構重要で、社内公募では通常の外部からの募集とほぼまったく同様に面接などがあるので、それなりに準備が必要です。当時もその準備のためにコーディングテストの勉強などを始めていましたが、業務をこなしつつ、子育てをしつつだとなかなか時間が割けないのが現実でした。 そのタイミングでのこの話。飛び乗らないわけにはいきません。上司の上司からはよく家族と相談してと言われたので(もちろん言われなくても相談するつもりだったが)、今回の話を妻に話しました。いつかの妻との雑談で、「私も人生一度くらい海外で生活してみても良いかな」的な発言があったことをうっすら覚えていたので、すんなり話が進むかな、と思っていましたが、そうはいきませんでした。妻にとっては、キャリアの中断になりますし、交友関係が途切れてしまうことにもなります。ましてや身寄りが一切ない外国に移ることは、かなり難しい決断だったかと思います。この話し合いは実際にはものすごく時間を要したのですが、ここで書く内容ではないので割愛します。ただ、最終的に折れてついてくるという決断をしてくれた妻には本当に本当に感謝しております。
ということで、無事家庭内稟議も下り、無事米国異動の話が本格的に始まりました。
異動までのプロセス
ここではその後の異動までの時間軸をまとめます。
2024年8月: 家庭内稟議が通ったのが2024年の8月頃
- 2024年8月: 家庭内稟議通過、社内の承認プロセス開始
- 2025年1月: 社内承認プロセス完了、Visa取得のプロセス開始
- 2025年2月: Visa取得のための移民弁護士との会話の開始
- 2025年3月: Visa取得のための書類の作成開始
- 2025年4月: Visa取得のための書類準備完了、大使館の面接の予約完了
- 2025年6月: Visa取得のための大使館の面接完了、Visaの承認
- 2025年7月: 米国法人人事とRelocationに向けた会話開始
- 2025年8月: Relocation vendorとの会話開始、引越し準備開始
- 2025年10月: 渡米、米国本社で就業開始
ということで、なんだかんだ話が始まってから実際に現地で就業開始するまでは1年以上の時間がかかりました。途中まったくアップデートがなかった間は、本当に実現するのかかなりやきもきとしました(国を跨ぐ異動なので仕方ないですが)。また、この異動のプロセスの間に、米国の大統領選挙の結果、トランプ政権に変わったりと、Visa関連では特にハラハラすることが多かったです(結果的に何も影響はなかったですが、たぶん)。
雑感
兎にも角にも、「シリコンバレーでソフトウェアエンジニアとして働く」、「海外で生活をする」、「今の会社の本社で働く」という3つの夢を実現できました。すでにこちらに移ってきて3ヶ月経過し、家族みんなのがんばりもあって、なんとか生活が立ち上がってきたところです。まさに自分は夢の中に生きており、本当に幸せな毎日です。
一方で、経緯の中でも少し触れましたが、妻、そして子供に対しては本当に大変な苦労をかけてしまっていると後悔している部分があります。日本からの引越し作業や大荷物を抱えての飛行機での移動は想像以上にタフで、妻には本当に苦労をかけてしまいました。また、5歳の娘にとっては保育園のお友達とのお別れは想像以上に悲しいものだったようで、日本からアメリカへの移動の最中に何度か泣いてしまうことがありました。こちらに来てからもしばらくは妻にも子供にもかなりストレスのかかる生活をさせてしまいました。自分の夢を叶えることの代償として、かなりひどく妻と子供に苦労をかけてしまいました。
この先どれくらい米国で生活できるかわかりませんが、貴重な夢の時間を大切に過ごしつつ、妻や子供が少しでもこちらでの生活を楽しめるように、色々なことを経験させてあげられたらな。と思っている今日この頃です。
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